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2019/08/20  [笑う小説]

「 慣用句に代わるお笑い 」 語田早雲です。
どうも慣用句や諺に限界を感じてしまって、意欲がしぼみ始めてしまいました。そこで、お笑い小説を始める事にしました。馬鹿馬鹿しい話が好きなので、嫌いな人もいるかもしれませんが、好きなようにやらせていただきます。
「宇宙ステーションはつらい」
1、いつもの銭湯に向かった。夕方にもなっていないので、人はまばらだ。素っ裸になって、ガラス戸を開け、洗い場に入った。
どういう訳か、男達が俺を見ている。俺ははずかしやがりと言う訳ではないが、股間の前にタオルを持ってくる。男達の顔を良く見ると、誰もが俺のお腹のあたりを見つめている。俺も、見た。ギャーと声を出してしまった。腹に穴があいているのだ。それも人の頭が入るほどの大きさだ。
いつの間にかタオルで隠して、飛ぶように脱衣棚の前に戻り、シャツとズボンを身につけて銭湯から逃げ出し、二つ角を曲がり、二階のアパートに戻っていた。ドアを閉めて直ぐ、その場に座り込んでしまった。頭は必死で考えているが、考えがまとまらない。救急車を呼んだ方がいいか、それとも寝れば治るか、それとも手遅れか、腹に穴が開いて生き続けることなんて、喉が渇く、親に電話して腹の穴の話をした方がいいのか、大きな屁をこいた。
屁で我に返った。腹に穴が開いて、屁をひることができるのか、やはり病院に行って聞いた方が、しかしあの大きさの穴が開いていたら、もう死んでいてもおかしくない。
俺は、頭がおかしくなってしまったのか。もう駄目なのか。と思いながらも、体の方が動いてくれて、シャツを脱ぎ始めた。腹の方を恐る恐る見ると、穴なんか開いていない。
嬉しくなって、立ち上がろうと思った時に、腹に急に穴が開いて、黒い丸いものが腹から突き出てきて、こう言った。
「オゲンキデスカ」
俺は、そのまま気を失った。
解説:小説にこんな事をして良いのかどうか良く分かりませんが、解説します
実はこの先がハッキリと決まっていません。そんなわけで、今後の失敗した時の言い訳ができるように、解説を入れる事にしました。乞うご期待。

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